暁「何謝ってんだ??」


「不二先輩は味方ッスよ。」

暁「リョーマ!?」




只今、屋上。

越前に屋上へ来るよう呼び出され、その先で偶然にも不二と八合う。

実は越前が仕組んだことで、不二に暁のことを話すと直接謝りたいと言い出したため。




暁「どー言う事だよ??説明しろ。」


越「だから恵苺の味方の振りして玲雫の事守ってた訳。」

暁「でも俺コイツに襲われ掛けたんだけど??」


不「それは扉の処に誰かが居たからだよ。
もし青髪の子じゃ無かったら仲村さんまで殴られてたと思うよ??」

暁「だからってあんな事言うなよ・・・・。
だから男は苦手なんだ。」




頭を掻きながら拗ねた様に言う。

不二は知らなかったとクスクスと笑う。




暁「笑い事じゃねぇーよ!!
もーいい、どうなったって知らねぇーから。」




リョーマもそう言う事は先に言え!と怒鳴ると屋上を出て行く。

拗ねている暁だが、玲雫の味方で居てくれた事が何よりも嬉しかった。




不「初めから説明しておいたほうがよかったんじゃない??」

越「大丈夫っスよ
ただ、拗ねてるだけっスから」




簡単に人を信じれば直ぐに裏切られてしまう

"絶対に裏切らない"何て言っといて簡単に裏切る


その行為が人を傷付けたり
人に傷付けられたりする



それでも私は貴方を少し

信じて見たいと思いました



 
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