暁「痛く・・・・ない。
聖、放して・・・・・。」
聖「じゃぁ誰にされた??ソイツの名前言ったら放してやるから。
心配しなくてもまだソイツをヤったりしねぇーよ??」
暁に話し掛ける声の持ち主は聖。
性格が違うのは裏の聖、つまり二重人格だから。
仲間や大切な人を傷つけたりキレたりしたらこうなる。
昴「確か不二だったな??」
上手く話せない暁の代わりに言う。
それに小さく首を縦に振る。
聖は手を放すと何か企んでるかの様にクスっと笑う。
そこに居た全員が冷や汗を掻いていた。
恐るべしブラック聖!!(笑
聖「なぁ、誇鶴?暁をあんま責めるなよ??」
誇「どー言う・・・意味??」
聖「暁の事一番よく知ってんのはお前だろ??
もっと分かってやれよ?」
誇「・・・・・んなこと言われても分かんねぇーよ。」
そう小さな声で呟く。
誰にも聞こえないように。
分からなくはねぇーんだ
分かってんだ
でも暁の事になると
思ってる事とやってる事がバラバラになる
いっつも心と体がうらはらになる
暁「ちょっ、誇鶴!!?」
睦「誇鶴!!暁から離れろよ!!」
何故か知らない間に暁を抱き締めて居た誇鶴。
突然だったから暁もいつも通りに戻る。
[31/121]