"仲村"と聞いた先生達はホッとしていた。




そんなに似てるんだ〜

1週間ぐらいこの格好で行けるかな??




「おい、聞いとるのか??」

暁「全然。」


「相変わらずじゃのぅ。」(笑


暁「悪かったな。」(怒

「素が出とるぞ。」

暁「煩い。」(怒


「そう怒るな。
ちゃんとお前の言った通りのクラスにしてやったんだから。」

暁「ありがと




スミレちゃん。」



竜「どういたしまして。

・・・・何も出来なくて悪いのぅ。」


暁「気にする事ねぇーよ。」




後は任せとけ!!と言うと暁のクラスへと向かう。

先生の後ろに付いて教室に入る。




ガラッ



「「!!!???」」


先「どうした??皆席に着け。今日転校して来た仲村暁だ。」


暁「初めまして、仲村暁です!!皆よろしくね☆
(本当だ。テニス部誰も居ねぇー。)」




男子テニス部が居ないかを確かめながらも玲雫を演じる。

すると朝声を掛けた子が居た。

目が合うと軽くお辞儀をされる。




先「お前の席は・・・・。」

暁「あの空いてる席でいーよ。」




そう言うと周りの人が何かを言い出す。

でも暁の耳には届いて居なかった。


空いてる席は玲雫の席だった。


その机の隅の方に消え欠ける文字があった。










助けて















 
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