少しテンションを上げ、何処か楽しんでいる様子の暁。
ただ、あんな夢を見た後のため、不安を彼等に見せまいと振舞っていた。
彼等の中には気付いている者もいるが、あえて気付かない振りをする。
睦「暁、焦るなよ??」
暁「・・・・・わかってる。」
それを察してか、声をかける睦月。
聖は不安な顔をしているので、暁が頭を優しく撫でるといつもの聖に戻る。
すると昴が何か思い出したように"あ!"と言う。
昴「俺等に話があるんだろ??」
暁「そうだったな。俺が居ない間、風蘭学園をよろしく。
それから睦月と聖が言う事聞かなかったら殺ればいいからな?誇鶴。」(黒笑
誇「任せろ。」
口調を戻して本気度を伝える。
それを聞いていた睦月と聖は汗だくになる。
暁が居ない間は大人しくしておこうと思った2人だった。
誇鶴がキレると超怖ぇーから!!(by聖&睦月)
彼等のやり取りを見ているとクスクスい笑いだす暁。
それをみて互いに笑い合う彼等。
緊張感が解け、いつもの雰囲気に戻る暁だった。
学校の行先は逆方向のため、家の前で別れた。
気負ってたことバレたかな?
青学に行くって決めたのは俺なのに・・・・
でも、もう大丈夫!!
俺にはあいつ等がいる
氷帝と立海の奴等だっている
巻込むことになると思うけど許してな??
昴「別にもっと巻き込め。」
暁「な!!?声に出てた??」
昴「いや、全然。」(笑
暁「(こいつ俺の心読んだな!!)
つーか何で昴がこっちに来てるんだよ!?風蘭はあっちだろ??」
昴「そーだな・・・・。」
暁「昴・・・・??」
大丈夫か?と聞こうとしたが、昴の唇によって塞がれた。
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