疑うココロ

 



―--




ゴメンね?


もう疲れちゃったの


だからもう少し寝かさせて??



本当にゴメンね・・・・





ガバッ


暁「玲雫っ!!・・・・夢??」




玲雫が入院してから約1週間が経つ。

そして青学には玲雫が死んだという事にしている。

生きていると知れば、また何かされるかもしれないため。



寝起きが悪かったのか、呼吸は乱れ額に汗をかいていた。




最近よく同じ夢を見る

玲雫がこのまま目を覚まさず遠くへいってしまう夢を・・・・




暁はまた眠りに付こうとする。

が、誇鶴によって起こされる。




誇「・・・・、暁!!!」

暁「!?・・・何。朝から煩いよ〜Zz」


誇「"何"じゃねぇーよ。おい、起きろ。」




喋り方がおかしい?と思いながらも、頭まで被って居る布団を退ける。

すると紅色の髪ではなく、焦茶色の髪をした暁が居た。




誇「玲雫!?」

暁「違う違う、うちは暁。」




玲雫にソックリでしょ?とニヤけながら言う。

髪型も声も玲雫に似ていて誇鶴は声が出なかった。


するとそこへ昴達がやって来る。




聖「はよ〜・・・って何で暁が玲雫の格好してるんだ??」


暁「この方がアイツ等ビックリすると思うし、敵の陣地に入り込み易そうでしょ??」

唏「喋り方までそっくりだな。」(笑


昴「もしかして"玲雫"として青学行くのか??」


暁「そんなことしないから。"転校生"として青学に乗り込むの。」(笑



 
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