越「これで、ボロ負けするところゆっくり見れますね」

不「クスクス、本当の事言ったら駄目だよ」




誰にも聞えないよう話す2人。

クスクス笑う2人を見てどうしたんだろうと首を傾げていた。


そして2人を抜きオーダーを決める。



一方では




誇「彪、今日は聖と組め」

彪「あぃよ〜」


聖「お前と組むの久々じゃねぇ??」

彪「怪我させんなよ??」

聖「手加減できたらな」(笑




未だにブラック化状態の聖。

キレた状態の聖も結構強いが相手を狙う癖がある為
怪我をさせる事なんてざらにある。

この時、相性のいいペアが彪である。

そして・・・・・




誇「もう一組は睦月と魁ペア
シングルスは俺、唏伯椥、昴」

唏「はぁ??俺シングルス2??
しかも何でシングルス1が誇鶴じゃねぇの!?」


昴「ま、妥当でしょうね」

唏「どーいう意味だよ??」


誇「向こうのオーダーは前と大体同じだ
徹底的に打ち負かす」


彪「フッ、そーいう事か」

魁「やってやんよ、なぁ??睦月」

睦「ぜってー負ねぇ!!」


聖「面白くなりそーじゃん」




こうして試合は始まる。

先ずは、ダブルス2から。




睦・魁「お願いしま〜す」

乾「あ、あぁ、こちらこそよろしく」

海「どうもっス」




あまりにも気持ちのいい挨拶をされたもんだから
毒気を抜かれた2人は釣られて挨拶を返す。

ま、これが睦月と魁のスタイルと言った所だろう。




乾「海堂」

海「何スか??」

乾「鉄睦月のデータは大体集まっている
崩すなら奴からだ」

海「分かりました」



睦「魁」

魁「んぁ??」

睦「お前って唏伯椥のサーブ取れたっけ??」


魁「う〜ん、微妙〜??」

睦「じゃあ、鳳のサーブは??」

魁「ギリいける!!」

睦「よし、なら大丈夫!!
早いサーブ来っから気をつけろよ!!」




了解の意を込めて親指を立てウインクをする魁。

パンッと手を合わせると自分の位置に立つ。


サーブは乾から。



 
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