翌日――--




AM9:00

コートには試合に向てアップをしたり
軽く打ち合ったりして体をほぐしていた。

そこへ遅れて暁がやってくる。

だが、昨日とは違い彼等の態度は彼女に対してよそよそしかった。

その様子を嬉しそうに見る藤胎。




藤「クスクス、もしかして貴女独りなの??」

暁「別に」


藤「強がっていられるのも今の内よ??」(笑

暁「・・・・・・・」




結局、彼等も同じなのよ??

最後には私に振り向いてくれる


あの人のようにはならない

私は沢山の人に愛されるの

それから・・・・・




幸「跡部」

跡「何だ??」


幸「どんな組み合わせで試合、やるんだい??」


跡「まぁ、風蘭と青学は決まりだからな
あとはどうするかだ」

幸「なら、俺達は後でいいよ」

跡「いいのか??」


幸「調子が出るまで時間が掛かりそうだからね」




丸井と切原の方を指差しながら言う。

昨日の事もあり、どこかギクシャクしている2人。


という事で六角と試合をする事になった氷帝。

そうと決まれば集合させ試合の組み合わせを
発表すると早速試合を始める。




海「またあいつ等とか」


河「あれだけ練習したんだ
負ける訳ないよ」

大「タカさんの言う通りだ」


越「(そー上手くいくといいっスけどね)」

不「じゃぁ今日の試合、観戦してようかな」

「「え!?」」


菊「不二ぃ〜、何で試合に出ないの」(汗

不「観戦してる方が面白そうだから、かな??」

越「不二先輩が言うなら俺もパスっス」


大「越前まで何言ってるんだ!!」(汗


越「この前、俺達抜きでも勝てたじゃないっスか」




越前に煽てられたとは知らず
自信満々といった感じで調子付いていた。



 
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