ククッと喉を鳴らして笑う彪。

口悪く言いながら彼女の頭を無造作に撫でる。


ワイワイ言いながら暁の部屋に着くと
中には彼等が集まって居た。

色々話を聞きたかったのか
戻って来るのが遅いと文句を言い待ち草臥れていた様子。




彪「じゃさ、俺、丸井と赤也連れて仁王の様子見に行って来るわ」

聖「え??何で??」

彪「まぁ色々あんだよ
あいつ等居ない方が暁も話しやすいだろ??」


暁「ん〜、まぁ・・・・・」




部屋を出ると2人を探し病院へ連れて行く。

彼の様子を見に行くついでに玲雫の様子も・・・・・。


そして暁の口から先程あった出来事を
詰まりながらも全て話す。




「「・・・・・・・」」


魁「でも赤也とブン太どーすんの??」

ジャ「今はそっとして置いた方がいいな」


幸「丸井も赤也もまだまだだね」

越「それ、俺の台詞っスよ」




事情を知り2人の事を心配する魁。

立海の彼等は心配しなくても
その内戻って来るだろうとの事。




柳生「でもどうして、2人に本当の事を言わなかったのですか??」


暁「距離を置いて欲しくて」


「「え・・・・??」」


暁「私からのお願い
藤胎に媚びれとか言わないから
だだ、私から距離を置いて欲しいの」

昴「暁・・・・」


聖「・・・・・・・嫌に、決まってんだろ」


睦「何またキレてんだよ」(汗

聖「ハッ、キレてねぇーし」


「「(思いっきりブラック化してんじゃん)」」(汗


聖「巻き込んどいて今更何言ってんだよ」

暁「っ!!」



ガタンッ


唏「おい、聖!!
キレんのもいい加減にしろ!!」



 
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