彼が運ばれて行くのを見届け終えたのか昴達から連絡が入った。

木がクッションになり軽傷で済んだと・・・・・。


彼の方は何とかなったもののこちらでは険悪なムードのまま。




切「さっきから聞いてりゃ暁が全部悪いみたいじゃねぇーか!!」

丸「暁が仁王を突き落とす訳ないだろぃ!!」


藤「わ、私見たもん」(汗

河「恵苺が嘘をつく訳ないよ」

菊「そーだ!!」



丸「だったら嘘ついてないって証拠見せろよ!!」

ジャ「丸井、もう「証拠ならある」


「「暁/仲村!?」」



暁「俺が、突き落とした
これでいーんだろ??」


桃「ほ、ほら
コイツだってそう言ってるだろ」




放心状態だった暁がいつの間にか立ち上がっており
何故か藤胎を庇うような発言をする。

暫くの沈黙後、藤胎を連れて屋上から去る彼等。


残ったのは平常心を保っている3強と誇鶴達に
どうなっているのか分からないと動揺する切原、丸井。




切「ちょっ、待ってくださいよ
暁、嘘っスよね・・・・・??」

暁「・・・・・・・」

切「何とか言ってくださいよ!!」


暁「もういい、・・・・もういいんだ」

丸「本当に・・・・本当に暁が??」




胸倉を掴み必死に否定を求める切原。

丸井の質問に答えずにいると肯定と捉えた彼と切原は
その場に居るのが堪えられずそこから去って行く。




ジャ「暁、お前本当に・・・・・」

越「暁が本当にそんな事すると思ってんの??」

ジャ「いや・・・・・」(汗


暁「もう俺に構うな」

誇「暁、何であんな事言った??」


暁「・・・・・俺から離れれば誰も傷つかなくて、済む」


「「・・・・・・・」」



 
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