丸「暁っ!!」

誇「2人とも落ち着け
あまり暁に刺激与えんな」

切・丸「でも!!」


幸「赤也、丸井」

切「あ、う・・・・・スイマセン」

丸「ごめん・・・・」




揺さぶっても声を掛けても暁からは返事が返ってこない。

心配になった切原はさらに揺さぶり彼女の名前を呼ぶ。

落ち着かない丸井と切原も幸村に
声を掛けられることによって冷静を取り戻す。


一方では・・・・・




葵「恵苺、何があったの??」

菊「ゆっくりでいいからね!!」


藤「あの・・・ね」


越「・・・・・・・」




藤胎の悲鳴が聞えたと言い急いでやって来た彼等。

近くにいた越前は桃城によって連れてこられる。

この場に来たのはよかったけれど
暁が心配で視線が彼女の方ばかりを見ていた。




藤「屋上に来たらね
仲村さんと立海の仁王君が居て
別れ・・・・話してたのぉ」

「「・・・・・え??」」


藤「私、話に割って入っちゃって
そしたら仁王君が私に近付いて来たの・・・・・」

葵「うん、それで??」


藤「そしたら、仲村さんが・・仁王君を・・・・・っ!!」




最後までいい終える事が出来ず
その場に泣き崩れてしまう。




藤「仲村さんがっ、私の所為だって・・・言って」(泣


桃「はぁ??それってただの妬みだろ??
恵苺は何にも悪くねぇーよ」

天「そーだな」



切「暁が仁王先輩を突き落としたって言いたいんスか!?
アンタ、潰されたいの??」

ジャ「赤也、落ち着け」(汗




黙って聞いていた立海はあまりにも一方的な発言に
頭に来た切原は目を充血させ藤胎に殴り掛かろうとする。

ま、ジャッカルや柳によって止められるが・・・・・。

救急車のサイレンが段々近付いて来て
音が止んだと思えば下には救急隊員の姿が見えた。

そして彼を運んで行くとまたサイレンが鳴り出す。




 
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