暁「悪気は無いんだ、許してやってよ」
黒「別にそれはいーけどよ、あいつほっといて大丈夫なのか??」
魁「大丈夫!!慰めてくれる奴はいっぱい居るからな」(笑
親指を立てながらウインクをする魁。
彼の喋り方が癇に障ったのか誇鶴は絞め技をかけ2人は戯れ合う。
すると多少話を聞いていたのかもう1人部屋へ入って来る。
跡「話は終わったか??」
暁「まぁな
最初はキツいかもしんねーけど頼むな、跡部」
跡「そう長くは持たないだろうがな
昼食取ったら練習を始める、各自準備しとけ」
"了解"と言う声とともに彼は出て行く。
それを合図に自分の部屋へ戻る者
食堂へ向かう者とそれぞれ分かれた。
部屋には佐伯と玲雫を残して。
暁「今からでも遅くない
この合宿断ったっていいんだ」
佐「言っただろ??俺は引かない」
暁「・・・・・」
佐「それに玲雫の為にも暁を守らないと、ね??」
暁「サエ・・・・」
すると佐伯は片足を軽く引くと手を添えてお辞儀をする。
佐「風鬼の仰せのままに・・・・ってね」
バコッ
佐「痛っ!?」
暁「その名で呼ぶな」
佐「たまにはそう呼んだっていいだろ??
久し振りに会ったんだし一回くらい呼んどかないとな」(笑
悪戯っぽく言うと彼も部屋を出て行く。
そして彼女も一言呟くと彼を追うように部屋を後にした。
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