偶然にもこの場にそのもう一人のマネージャーが通り掛かる。
彼等の第一印象は少しキツめの女の子。
さっきの話から藤胎は苛められていると確信に変った。
そして何人か彼女を睨み付けるように見る。
その中で一人の男の子が彼女に声をかけた。
佐「・・・・瑛寿??」
「「え??」」
そこに居た誰もが佐伯に目を移した。
一番驚いていたのは演技を忘れて目を見開いている藤胎だった。
そして暁もまた一瞬驚くが直ぐ表情を戻す。
暁「・・・・人違いじゃない??」
彼の気が暁に向き、それが気に食わない藤胎。
すると彼等から見えないように藤胎は暁を睨み付ける。
気付いた暁は"はいはい"とでも言うようにその場を離れようとする。
と、遊び終えた聖や魁達に声をかけられ引き止める。
聖「暁、何やってんの??」
誇「もしかして六角の人??」
葵「部長の葵です
4日間よろしくお願いします!!」
誇「あ、ども」
暁のことはそっちのけで挨拶をしだす六角の部長。
テンションの高さについて行けず適当に挨拶をする誇鶴。
そして六角のメンバーを順に見ていくと風蘭メンバーは
"あ!!"と揃えて声を発し指をさす
「「こーちゃん!?」」
そう呼ばれた彼は目を丸くして驚くと彼も思い出したように彼等の名を呼ぶ。
樹「何々??サエさんの知り合い??
佐「昔の馴染みだよ
みんな、久し振りだね」
佐伯と聖達は話で盛り上がっていると
他のメンバーも集まってきていた。
その様子を見て一先ず部屋に戻る暁。
彼女が部屋に着いた頃一段と盛り上がる中
彼等も一旦部屋へ戻ることに。
ちなみに部屋割りは以下の通りです。
200号室:暁
201号室:跡部 宍戸 芥川 樺地
202号室:忍足 向日 鳳 日吉
203号室:唏伯椥 誇鶴 魁
204号室:昴 彪 睦月 聖
205号室:真田 仁王 丸井
211号室:柳 柳生 桑原 切原
212号室:葵 樹 天根
213号室:木更津 黒羽 佐伯
214号室:手塚 河村 菊丸 乾 不二
215号室:大石 海堂 桃城 越前
216号室:藤胎
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