そんな事を言っている時だった。

ドタバタと階段を降りて来る音が聞こえた。




「「何食ってんだよ」」

「「チーズケーキ」」




チーズケーキを頬張りながら、口をそろえて言う。

降りて来た3人は駄々を捏ねる。



聖「ズリぃーぞ!!」

唏「起きねぇーお前等が悪い」

魁「俺も食いてぇ〜え」(泣

睦「食わせろぅ!!」


誇「うっせぇーから黙れ」


「「はいっ!!」」(汗


誇「お前等のはあっち」




離れたテーブルを指さすときちんと3人分のケーキが用意されており、3人の目が輝きだす。

よっぽど食べたかったんでしょう。

おいしそうに頬張る3人の姿を見てほくそ笑む彼等。




彪「食い意地だけは張ってんのな」(笑

睦「食欲旺盛って言って欲しいな」


「「(ただの馬鹿だろ)」」




なんて思いながらもティータイムを終え準備をする。


そして家を出れば既に迎えが来ていた。




昴「始り、か・・・・」

睦「何でも来いってんだ!!」


唏「潰してやんよ」




彼等の決意はただ一つ

"風鬼に服従し守る事"



 
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