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忘れた過去

 




大好き

だから離れないで

独りにしないで


置いてイかないで・・・・・








11.story
 合同合宿編
    そのC







ガバッ


祐季「ハァ・・・・ハァ・・・」

宍「大丈夫か??」




寝起きの祐季は汗だくで、悪夢でも見たのか目が潤んでいた。

部屋まで連れてきた宍戸は、彼女の目が覚めるまで付きっ切りで居た。


先ほどの出来事もあり、祐季の青ざめた表情を見て心配する。




祐季「・・・・あれ??何で部屋に居るわけ??」

宍「覚えてねぇーのか」


祐季「何を??」

宍「お前くる・・ガチャ「祐季!!おっはよぅ〜!!」



宍戸の声を遮って舞弥と静穏が入って来る。

タイミングを見計らったかの様に。




祐季「耳元で叫ぶな、鼓膜が破ける」

舞弥「人が折角起こしに来てあげたのに・・・・」


祐季「ハイハイ分ったから離れろ」(怒

舞弥「・・・・・・」(汗




舞弥とじゃれ合っている間に、静穏に小声で確認する。




宍「なぁ、静穏」

静穏「ん??」


宍「あいつ事故にあった事・・・・」

静穏「あの感じじゃ、覚えてないな」

宍「・・・・・・」


静穏「ま、事故のことはアイツには内緒な??」

宍「・・・・・わかったよ」



 
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