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結果発表

 




祐季「・・・・・・・」(怒

舞弥「あはは・・・・・」(汗







26.story
 赤点×追試×頭痛







いつものように支度をして
いつものようにリムジンに乗って学校へと登校する。

彼女達が登校する時間帯は早めで、いつもなら校内は静か。


それも今日だけは違っていた。


校内に居た生徒達はヒソヒソと話しており
祐季や妃奈鹿に視線が集まっていた。




妃奈鹿「やけに今日はザワザワしてるわね」

舞弥「祐季、なんか悪いことでもした??」


祐季「撃ち殺されたい??」(微笑

舞弥「い、いいえっ」(汗




ガシャと音を立ててエアガンを舞弥に突きつける。

もちろん舞弥は首を横に振りながら即答でNOと答える。


周りの目なんて気にせずいつも通りを振る舞う祐季。




静穏「にしてもうち等、何で見られてんの??」


跡「多分あれだろ」




そう言いながら入り口近くの掲示板を指差す。

そこには大きくて長い紙が張り出されていた。

近付いてよく見てみると名前と数字と
もう一つ順位らしき数字が書かれていた。




妃奈鹿「これ、もしかして・・・・・」


跡「あれから一週間は経つんだ
大体、予想は付くだろ??」


舞弥「ちょっと待ってよ!!
これ、テストの結果じゃん!?」

祐季「お、珍しく頭の回転早いな」




頭を抱えながら叫ぶ舞弥。

彼女の慌てっぷりを見て笑い出す祐季




舞弥「笑い事じゃないってば!!」

妃奈鹿「あら、そんなに焦って
赤点でも取るような心当たりがあるのかしら??」

舞弥「うっ」(汗




図星を着かれながらも舞弥は必死に自分の名前を探す。

妃奈鹿達も舞弥をからかいながら
自分の名前を探していると、後ろから声が掛かった。




忍「おはよ」


静穏「はよ〜
忍足達も早いな」

鳳「当たり前ですよ」

宍「テストの結果なんて人目に晒すようなもんじゃないぜ」




苦笑いしながら言う宍戸に同調して頷く彼等。




向「それにしても、舞弥のやつ必死だな」(汗

静穏「晒されるなんて初めてだからな」

祐季「ブービーだったりしてな」(笑



 
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