×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -



立海中心

 




あの子の涙を見て気が動転した


あの場に居たくなくて


ただ独りになりたくて


あてどなく歩いて行く


無意識のうちにたどり着いた場所は

この世界の柊矢のお墓だった







22.story
 戸惑い






丸「赤也ー、早くしろ〜」

仁「はようせんと置いて行くぜよ」(笑


切「ちょっ、待って下さいよ」(汗




今からどこかへ食べに行くらしい彼等。

もちろん、幸村や真田に柳生も一緒だ。

桑原はすでに帰ったらしく彼の姿は無い。

柳も本を買いに先に帰ったそうだ。




柳生「今日は何処へ??」

丸「そうそう!!昨日さぁ、ケーキの美味しい喫茶店見つけたんだぜぃ」


幸「甘い物ばかり食べてると太るよ」

切「本当に"ブ太"になっちゃいますよ」(笑

丸「赤也!!テメッ」(怒




キャッキャ言いながら逃げて行く彼を追いかける丸井。

そして切原を掴まえ頭をグーでグリグリとする。

力一杯されたためか余りの痛さに涙目になる切原。

その時遠くの方に見たことのある姿が目に入った。




切「ちょっ、あれ、祐季じゃないっスか??」


「「祐季??」」




声を揃えて切原の目線の先を一斉に見る彼等。

その先には確かとまでは言えないが彼女らしき姿があった。



 
[138/189]

[*←前] [次→#]
[目次へ][しおりを挟む]

[back]
[top]