静穏「部屋に行くなら事故の事は話すなよ??」
切「何でっスか??」
静穏「覚えて無いから」
「「・・・・・・」」
静穏「一応、貧血で倒れたって事にしてるから」
"よろしく〜"と手を振りながらその場を離れる。
このあと、バラバラではあるが様子を伺いに、祐季の部屋へ訪れる彼等だった。
――‐‐
その頃、彼を探してある場所へ向かう静穏。
静穏「やっぱりここに居た」
今いる場所は、最上階にある屋上だった
そして、静穏が探していた彼がそこに居た。
静穏「祐季のところ、行かないのか??仁王・・・・」
仁「・・・・・・・」
静穏「さっき、部屋の前に居ただろ??」
仁「気づかれとったか」
静穏「声かけてやればよかったのに」
仁「・・・・・・・」
静穏「ま、無理強いはしないけど」
仁王の背中をポンッと軽く叩くと屋上から出て行く。
静穏「お節介だったかな??」
「そんな事ないんじゃない??」
静穏「わぁっ!?・・・・・て妃奈鹿かよ」(汗
妃奈鹿「何??私じゃダメだった??」
静穏「そー言う意味じゃ・・・・」(苦笑
静穏が考え事をしていると妃奈鹿に声を掛けられた。
なかなか戻らない静穏が気になったのだろう。
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