「ねぇ、さっきのヤバくない??
立海の生徒、居たっぽいよ」

「マジで!?
私あーゆーの苦手だからパッと見しか見てない」

「男子テニス部かも
仁王君居たし・・・・・」


「そー言えば合宿あるとか言ってたね
もしかして仁王君怪我したとか!!??」

「それは無いと思うよ??
でもさ、黒髪の・・・・多分氷帝??の子が蹲ってた気がする」




そう彼女が言い終えた途端、妃奈鹿は彼女達を引き止める。




妃奈鹿「ねぇっ!!」

「「(ビクッ)!!?」」


妃奈鹿「事故があった場所ってどこか教えてくれる??」

「あ・・・・えっと」

「あそこの角を曲がってしばらく行ったところだったよ」




急に引き止められた為、彼女達は驚いていたが直ぐに教えてくれた。

彼女達から場所を聞き出すと、一目散にその場所へ向かう妃奈鹿。

お礼を伝えると妃奈鹿を追いかける2人。

最後にもう一度"ありがとう"とお礼と満面の笑みを返した舞弥。




「あの子達って氷帝のマネージャーかな??」

「だろーね
いーな〜、マネージャー」

「でもマネージャーになったらなったで、苛めに合うのがオチだよ」

「うんうんそーだよね
あの子達、可愛かったな〜」

「黄色の髪の子抱き締めたかったんだけど」

「それ、うちも思った!!」


「あんな子に声掛けられるってある意味私達ついてる??」

「かもね」(笑




また会えたらな〜何て話ながら立海の生徒らしき子達は
妃奈鹿達とは反対方向へと歩いて行く。

事故った現場を見ておきながらそんな事すっかり忘れて・・・・。



 
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