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「その口塞いだろか?」




舞弥に近付き、銃口を頬に突き付ける。




舞弥「い、イヒャでふ!!も、もふぅひひゃへん」(汗

(※嫌です、もうしません)




すると宜しいと言ってエアガンをしまう。

固まっていた彼等も安堵の溜め息をつく。


いつも以上に恐ろしかったよぅ(by舞弥)


そんなこんなであの後の車内は静かで時間通りに目的地へと着いた。




舞弥「ぃよ!!久し振りだな、諸君」

静穏「何威張ってんだか」


切「昨日振りっスね!!」

妃奈鹿「今日の朝日が拝めてよかったわね、丸井君」(笑

丸「あ、あぁ」(苦笑




そう、あの後2回目の発砲があったらしい。

寝ようとしていた祐季を騒がしくして起こしてしまい、射撃の的にされたらしい。

舞弥を狙い打ったはずだが避けた為、丸井の頬擦れ擦れを球が通り過ぎたのだ。

災難だったな、丸井。




祐季「昨日は悪かったな」

丸「いーって、気にしてねぇーから(コイツにはぜってー逆らわねぇ(汗)」




そんな話をしていると跡部が建物の中へ入るように言う。

その建物は別荘と言うより本宅の様で中もとても広い。




妃奈鹿「(これが別荘ねぇ〜、まだまだね)」




妃奈鹿の心の声が聞こえたのか祐季は頷く。




静穏「金持ちはいーね」(小声


柳生「何かいいましたか??」

静穏「何も言ってないっス!!」(笑




祐季と妃奈鹿も前の世界では金持ちの部類に入るため、内心では跡部と張り合っていた。

皮肉ぽっく呟くと、近くに居た柳生に聞こえたらしく、
誤魔化すように何でもないと笑いかけた。



 
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