×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -




 




妃奈鹿「何か音しない??」

舞弥「・・・・する」(汗




音とは彼等が開け閉めする扉の音。




静穏「祐季、起きな!!祐季〜〜っ」

祐季「うるさ〜い〜」

妃奈鹿「"うるさい"じゃないの
さっさと起きる!!」


祐季「ギャァ!!」




なかなか起きようとしない祐季を布団を引っ張って転がし落とす。


危ないからマネしないでね(by妃奈鹿)




祐季「って〜〜」(泣


妃奈鹿「さっさと起きないからよ」

舞弥「どんどん近づいてきてるよぅ
見つかっちゃうって」(汗




舞弥の焦りようを見ると何となく今の状況を理解する。

脱ぎ捨てていた鬘を被り直し、髪を整える。


部屋の扉は内側から外側へ押すタイプのドア。

扉の前に立ち腕を伸すと、ドア擦れ擦れの位置にエアガンを構えた。

引き鉄を引き、いつでも打てる状態にして・・・・。




切「何処に居るんスかね??」

桃「いい加減、疲れてきたぜ」


丸「あと少しだぜぃ」




ほとんど開け切ったが、それでもまだ見つけられずにいる彼等。

一旦、5人は集合し、残り少ない扉を開け部屋の中を確認していく。




菊「ここが最後にゃ」

仁「丸井、切原、2人で開けんしゃい」

切「何でっスか??」

仁「えぇから」

「「??」」




仁王に言われるがまま、2人は"?"を浮かべ
ドアノブに手を掛けると勢いよく引っ張る。

扉を開いた瞬間には貴重な体験をするとは知らずに・・・・。




バンバンバンッ




――‐‐一方では




大「今、凄い音がしなかったか??」

ジャ「発砲した様な音だったぞ」


「「・・・・・」」(汗




数分もすれば彼等が戻って来る。

青ざめた顔をして・・・・。




手「桃城、何処へ行って居た」


桃「に、二階っス」(汗



そう言い終えると腰を抜かしたかのようにその場に座り込む。



 
[55/189]

[*←前] [次→#]
[目次へ][しおりを挟む]

[back]
[top]