パーティー終了の時間まであと少しとなった。
静穏「もう9時前かぁ〜」
そう言いながら舞弥の上に覆い被さる。
舞弥「う〜〜・・・・重い〜」
静穏「もう直ぐパーティー終わるぞ〜
起きないと全部食べるぞ〜」
舞弥「ダメ!!」
妃奈鹿「クスクス」
静穏の言葉で目がパッチリと開く。
部屋の窓から外を覗けば
ぽつぽつと人が帰って行く姿があった。
――‐‐
丸「(そろそろだな!!)」
切「(そっスね)」
誰にも見つからない様に息を潜め、彼等と別行動をする2人。
しばらくして2人が居ない事に気付いた仁王もその場を後にした。
他に2人ほど、仁王に着いて行く姿も見られた。
真「切原と丸井の姿が見当たらんが・・・・」
柳生「そう言えば仁王君も居ませんね」
大「あれ、英二はどこへ行ったんだ??」
越「探検でもしてるんじゃないっスか??」
氷「(まさかな・・・・)」(汗
パーティーも終わり、その場に留まる人は彼等だけ。
丸井と切原は、あちこちにある扉を前にどこから探すか相談していた。
丸「どっから探す??」
切「こっちは??」
「何しとるんじゃ??」
「「!!?」」
丸「何だ仁王かよ」
急に後から声がした為、びっくりする。
すると、また後から2つほど声が聞こえる。
「何探してんの??」
「俺等も混ぜて下さいっス」(笑
その声の持ち主は、菊丸と桃城だった。
彼女達を探そうと誘う丸井達に青学の2人もその話に乗る。
戦力が5人になったところで、片っ端から扉を開けていくことにした。
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