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仁「聞いた話じゃが、ここに住んどるらしいのぉ」(笑

「「!!?」」

氷「(どこで聞いたんだよ)」(汗




仁王の発言に反応する。

すると、立海と青学の目線が氷帝へと注目する。


それに対して氷帝の彼等は目線を逸す。




仁「飽く迄も噂じゃがな(面白い反応じゃのぅ)」

切「な〜んだ、噂っスか
(探す価値有りっスね!!)」

丸「(だな!!)」


「「(嫌な予感・・・・)」」




切原と丸井は何か企んでいる様子。

お腹も一杯で、飽きてきたのだろう。


2人の行動に勘付く者もいたが、止めようとしない。

ま、関わらなきゃ祐季にどやされる事はないからね。




鳳「ここ場から絶対に出ないでくださいね??
跡部さんからの命令ですから」(黒笑

丸・切「・・・・・」(汗




やっぱり心を読まれていた2人。

跡部の命令でもあったが、本当は彼女達からのお願いでもあった。




仁「(やっぱり居るんじゃな・・・・
俺も2人に付き合おうかのぉ)」




――‐‐




その頃、まだ目覚めぬ2人を眺めながら
彼等の意識を感じ取る妃奈鹿。




妃奈鹿「何か嫌な予感がするわ」

静穏「気の所為だって」


妃奈鹿「だといいんだけど・・・・」



祐季「ん〜・・・・・ゃ・・・」




寝言を言いながら、表情を歪める祐季。




静穏「最近、ずっとこうだな」(汗

妃奈鹿「運が悪かったのよ
心の準備もなく、あんな形で出会ったんだから・・・・」




ため息交じりで言葉にする。

祐季の目尻から流れる涙を拭き取り優しく頭を撫でる妃奈鹿。



 
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