あれから数時間街中を歩き回った彼女達。
時計を見れば夕方の6時を回っていた。
静穏「早いね・・・・」
舞弥「この世界に来て何日経ったっけ??」
祐季「今日で3日目」
妃奈鹿「まだ3日しか経ってないね」
祐季「・・・・だな」
その場に立ち止まり顔を上げ
ほんのりとオレンジ色に染まった空を眺める。
まだこの世界も季節は春。
まだ私達が来て
数日・・・・
私達はいつまで
ここに居るの?
いつまで居られるの??
いつかは元の世界に
戻るの??
もしそうだとしたら
私達の記憶から
貴方達の記憶が
無くなる事を
貴方達の記憶から
私達の記憶が
無くなる事を
願います・・・・