バシバシッ!!バシッ!!!
静穏「あ゙ー!!また負けた〜」(泣
祐季「俺の勝ち!」(笑
2人はゲーセンで格ゲーをし、盛り上がっていた。
20戦中祐季の負け無し。
そろそろ飽きて来たのか、ここから出よ??と言う静穏。
それに賛成の祐季。
ゲーセンから出てしばらくすると、後ろから気配を感じた。
「本当にやるのかよ??」(汗
「アイツの命令だろ??・・・・・・・だから」
「別に・・・・・・・だからな・・・」
祐季「(付けられてるな・・・・)」
静穏「どーしたの??」
気配に気付いたのは祐季だけ。
祐季「何でもねぇーよ
ほら、行くぞ」
静穏「ちょっ!!祐季!?」
静穏の手を引っ張りながら速歩で歩く。
すると2の後を付ける3人の男の人の足も速くなる。
「見失うなよ??」
「人通りが少なくなったら・・・・・分ったな!?」
「「あぁ」」
さっきよりも声がハッキリ聞こえる様に為った。
それに気付く静穏だが、突然ケータイが鳴る。
着信に出れば妃奈鹿の声だった。
電話口から聞こえた声は、走っていたのか息遣いが荒かった。
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