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舞弥が不二の名前をフルネームで言ったことに驚く彼等。

彼等は彼女の事を何も知らないから・・・・。




「何で不二の名前知ってるの??」

舞弥「あ、一応氷帝のマネージャーだからさ!!」




得意気に彼等に"マネージャー"だと伝える。

それを聞いてなるほどと納得する。

トリップした、なんて口が裂けても言えない。

もしこの場で言ったら、後で祐季のエアガンで撃ち殺されそうなため。


祐季から耳がタコができるほど、言い聞かされた。

キャラにあっても絶対に漫画の世界であると言わないこと、
もし出会っても氷帝のマネージャーだと伝えるようにと。



ま、それは置いといて自己紹介も終わり本題に入る。




菊「で、舞弥はここで何してるのかにゃ??」

舞弥「部活休みだから遊びに来たんだけど
迷子になったのだ!!」


桃「(そこ、威張る処じゃないっスよ)」(汗

舞弥「それで一緒に人探して欲しいんだよぅ」

「「へ??」」


舞弥「だから妃奈鹿達を探して欲しいのね」


越「でも俺達、舞弥の探している人見た事無いし・・・」

舞弥「一緒に居てくれるだけでいいからさ!!ね??」




そう明るく言ってる割りには
何処と無く必死になっている感じがした。




桃「不二先輩、いいっスよね??」

不「ま、暇潰しにはなるからいいんじゃない?」




何か言い方酷いですけど・・・。(汗


結局彼等は舞弥に付いて行くことにした。




越「(この人今、震えてた・・・・??)」

舞弥「どったの??」


越「何でもないっスよ(気の所為・・・・かな?)」

舞弥「??」




舞弥の頭には?が浮いて居た。

すると越前の手を引っ張る。


その手は微かに震えて居た。



 
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