猫に釣られて
とある日の出来ごと
それはそれは、夢のような出来ごと
迷い込んだ場所が現実ではありえない場所
それでも、少女達は目の当たりにした現実を受け入れ
夢かもしれないこの現実から覚めないことを願った
1.story
猫と4人の少女
導かれた行き先は
祐季「あ〜、かったりぃ〜」
妃奈鹿「やっと終わったわね」
静穏「それにしても舞弥泣きすぎ」
舞弥「だって〜(泣」
妃奈鹿「寂しいのは分かったから鼻かもうね??」
チ〜〜〜〜〜ン
今日は祐季達の卒業式。
そして4月からは高校生になる。
「「祐季様!妃奈鹿様!舞弥様!静穏様!」」
そう言いながら彼女達が走って来る。
それは女子テニス部の部員達だった。
4人は女子テニス部の中で1番強く
憧れの存在となっている。
その所為か、彼女達を呼ぶときは尊敬の意を表すため
「様」をつけて呼んでいた。
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