宍「にしてもお前、強いんだな!!」
祐季「どーも」
鳳「お互いに本気、出してませんでしたよね??」
祐季「別に〜」
鳳に凝視され、今朝も見られていたことに気づいている祐季。
詮索されないよう、今ははぐらかすように返事をする。
向「あれで本気じゃないとか、本気になったらどうなるんだ??」
祐季「本気・・・・ねぇ??」
忍「なんか、意味深な言い方やな」
祐季「気にすんなって!!」
「「・・・・・・」」
明るく振舞っているが表情は何処となく寂しげに見えた。
理由は分からないが聞いてはいけない気がした彼等。
結局、跡部に指示されたように祐季はテニス部員に
妃奈鹿、舞弥、静穏はマネージャーをする事になった。
今日は勧誘したかっただけなのか、2人の試合が終わると特に練習はなく解散になった。
彼女達はさっさと着替えを済ませると、一目散に部室を出て行くのだった。
――‐‐
祐季「俺もマネージャーが良かったな〜」
妃奈鹿「知らないわよそんなこと」
祐季「冷たい奴」
妃奈鹿「自分が悪いんでしょ??」
それともバラしたいの??と付け加えて言う妃奈鹿。
祐季は即答で"嫌!!"と答える。
「何が嫌なんですか??」
祐季「なっ!!?」
妃奈鹿「別に何でもないわよ、鳳君
盗み聞きする何て最低よ??」(黒笑
鳳「盗み聞きなんてしていませんよ??
ただ、聞こえてきたんです」(黒笑
祐季「・・・・・(2人とも黒いよ)」(汗
2人の腹黒差に少し後退りする祐季。
人気を避け、さっさと帰っているのに何故か鳳が今ここに居る。
彼等よりも早く学校を出た筈なのに・・・・。
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