サーブは跡部から。
でも祐季は一歩も動かない。
日「本当に大丈夫なんですか??」
忍「一歩も動いてへんやん」(汗
妃奈鹿「クスクス、これからよ」
「「え??」」
1 - 0 跡部リード
跡「大口叩いた割りには打ち返せてねぇーんじゃねぇ??」
祐季「別に・・・・、ゴチャゴチャ言ってっと顔に当るぜ??」
パァンッ
跡「なっ!!??」
祐季が打ったサーブは跡部の顔目掛けて跳ね上がる。
向「ツイスト打てんのかよ」(汗
忍「青学の越前より速いんとちゃう??」
鳳「(でも朝見た時とフォームが違うような・・・・)」
妃奈鹿「よく覚えてるわね」
鳳「!!??」
首を傾げ、考え事をしていると、
妃奈鹿に心を読まれたのか、急に声を掛けられ驚く。
ハッキリと覚えているわけではなく、
どことなく違和感を抱いていた。
試合が終わるまでにはその違和感が解けるだろうと
思いつつもいまだにスッキリせずにいた。
試合は長々と続いたが最後は4-6で祐季の勝ち。
祐季「俺の勝ちだな!!」(笑
跡「フン、手加減してやったんだよ」
祐季「もしかして、練習台にされただけ??」(汗
跡「ま、これでこいつの実力も分かっただろ??」
「「・・・・・」」
2人の試合に圧倒されたのか、言葉が出せずにいた彼等。
結果だけ見れば祐季が勝ったものの、
冷静に見れば、お互いに本気ではなかったことに気づく。
跡部と互角に打ち合ったからか、祐季の実力を認める。
宍「疑って悪かったな」
向「スクールとか通ってたのか??」
祐季「まぁ、そんなとこかな??親の影響力ってやつだよ」
付け加えて、静穏は俺の次に強く
妃奈鹿と舞弥はダブルス最強ペアであることも伝える。
ジ「マジすっげーな!!次は俺と勝負しよーぜ!!」
祐季「また今度な??」(微笑
ジ「!?・・・おう!!」
祐季の微笑みにドキッとする芥川。
男装していても中身は女の子。
だから微笑めば可愛くて、その笑みに誰だって頬を赤らめる。
男装がバレたら大変なことになりそうね(笑 (by妃奈鹿)
[31/189]