4人が向かった先は、
今は誰も居ない女子専用のテニスコート。
男子と女子のテニスコートは離れているため、今は誰1人と居ない。
今日は女子の朝練は無いらしい。
祐季「おら、ダブルスすんぞ!!」
舞弥「でもラケットが・・・・」
祐季「お前等のラケットも持って来てある」
妃奈鹿「準備いいわね」(笑
昨日の夕方頃、何故か宅配便で4人の荷物が届けられていた。
彼女達の世界にあった私物が・・・・。
パコーン
パコーン
妃奈鹿「舞弥、左!!」
舞弥「あいよ!はっ」
パァーン
静穏「遅いよ」
ドンッ
舞弥「〜〜静穏が早過ぎなの!!」
祐季「ほら、次行くぞ〜」
パァンッ
妃奈鹿「っ!?・・・ツイスト打つなら打つって言ってよね」
祐季「言ったら返すだろ??」(笑
妃奈鹿「当り前よ」(笑
数十分後
祐季・静穏「勝ちぃ〜」(笑
舞弥「ブーブー(`ε´)」
妃奈鹿「拗ねない拗ねない」
静穏「もうそろそろチャイム鳴るんじゃない??」
さっさとコートの片付けをして職員室に向かう。
適当に行けば見事に職員室へたどり着く。
"失礼します"と声を揃えて言えば
若い女の先生が声を掛けてくれた。
「えーと、今日転校して来た子達よね??」
妃奈鹿「はい」
「跡部君から話は聞いているわ。
私は広崎風奈(ヒロザキフウナ)、雨沢君と鈴仲さんの担任よ」
「風莱と菊弛は俺が担任だ
俺は郷田雅史(ゴウダマサシ)、よろしくな!」
先生の名前を聞き終えると同時にチャイムが鳴る。
そしてそれぞれの教室に案内される。
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