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ピアスを探しに行こうとする祐季だったが、
ある人に腕を捕まられ、身動きが取れなくなる。




跡「何処行く気だ?アーン??」

忍「やっと見つけたで!!」


向「お前等どんだけ体力あんだよ!?」

日「体力無さ過ぎですよ」

宍「激ダサ」


向「う、煩ぇー!!」




祐季の腕を掴んだのは跡部。

祐季にとって嫌いなものが、ナルシストということもあり
こめかみに青筋を立て、金属音を鳴らす。




祐季「おい、放せよ??打ち殺すぞ??」(爽笑




目が笑ってない・・・・。(汗


祐季の表情に冷や汗をかく彼等。

そんな中彼女達3人は祐季の行動を止めようとはせず、
逆に煽り立て、発砲するよう促していた。




妃奈鹿「さっさと打てばいいのよ」

舞弥「あの至近距離は痛いよねぇ〜」

静穏「やっちゃえやっちゃえー!!」




今にも引き金を引きそうな勢いのため、
祐季を掴んでいた手を放し少し距離をとる跡部。

すると、"冗談だ"と言いエアガンを仕舞う。

彼等に捕まった時点で、落とし物を探すのを諦めた祐季。

落ち着いて考えれば、逃げていた道なんて覚えていないことに気づいたからだ。


彼等は妃奈鹿達に質問をする。




鳳「貴女達はどうして逃げたりしたんですか??」

妃奈鹿「何となくよ」


忍「俺等と会ったとき、コスプレがどうとか言うとったなぁ??」

妃奈鹿「知ってる人に似てただけよ」



向「にしても何であいつあんな落ち込んでんだ??」




あいつと言いながら指さす先は祐季。


ピアスを無くしたことが余りにもショックだったらしい。

彼等と話す気分になれずにいた。




 
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