祐季「お前等のお陰で助かった!あんがとな!!」




それから俺が女って事黙ってろよ!!と付け加え、
氷帝の彼等が走って行った逆方向へと向かう。


立海の彼等は何がなんだか。

忙しい子達だったのぅと仁王は思いながら何かを拾って居た。




――‐‐




あれから数時間が経つ。

見つかったら逃げての繰り返し。




祐季「あいつらしつけぇーんだよ!!」

舞弥「しつこい男は嫌われるゼ☆」



バシーン



祐季「意味分かんねぇー事言うんじゃねぇー!!」


舞弥「今日は何時もより暴力的なのね
まだ蹴られる方がマシなのね」


祐季「じゃぁ、蹴ってやろーか??」(黒笑

舞弥「そ、そー言う意味じゃないのね!?」(汗




静穏「あれ?祐季、クローバーのピアスは??」

祐季「え??」




意味不明な発言をした舞弥をゲシゲシと蹴りながら左耳に触る。

いつもはあるはずのピアスが無い。

空から落ちたり、人とぶつかったりと忙しない一日だったため、
緩んでしまい、落としてしまったのかもしれない。


クローバーのピアス・・・・祐季にとって、大切なモノ。




祐季「嘘・・・・だろ??
ちょっ、俺探して来る!!」

妃奈鹿「祐季、待って!!」



パシッ



妃奈鹿「あ・・・・(気づくのが遅かったわ)」

祐季・静穏「ゲッ」(汗

舞弥「え??」




 
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