付いて来ないよう念を押し、舞弥と2人だけで駅がある方へ歩いていく。




鳳「神奈川まで何しに行くんでしょうね??」

忍「あぁ言われると、跡つけたくなるんやけどなぁ」


宍「やめとけよ」

向「嫌われるだけだぜ」

忍「・・・・・」(汗




2人の言葉が忍足の胸に突き刺さる。


彼女達の後ろ姿が見えなくなるまで見送った彼等。




――--




駅に向かう彼女達はと言うと




舞弥「静穏、どーしたの??なんかあったの??」


静穏「祐季が神奈川で、倒れたって・・・・」

舞弥「!!?」




何があったのか聞かされた舞弥は、目を丸くして驚くと数秒の間声が出なかった。

静穏は歩きながら話を続ける。




静穏「あいつ等にこんなこと言ったら心配するし
祐季だって心配かけたく無いと思う」

舞弥「そう・・・だよね」

静穏「多分、柊矢のとこ行ったんだと思う」

舞弥「前に言ってた、神奈川にあるお墓のとこ??」

静穏「そうだと思う」




妃奈鹿からは祐季が倒れたと聞かされていた。

本当のことを彼等に話せば心配をかけるだけ。

そう思った静穏は舞弥にだけ話す。



 
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