舞弥「やっと終わった〜」

忍「何もしてへんかったやん」(笑


舞弥「うはっ、バレてたし」




数時間前とは違っていつもの元気に話す舞弥。

静穏の表情も軟らかくなっていた。




芥「ねぇねぇ、妃奈鹿のお見舞い行ってもいい??」

舞弥「いーよいーよ!!」

静穏「妃奈鹿の熱が下がってたらな」




ちょっとしたお見舞いだけど、それだけで嬉しくて喜ぶ舞弥。

妃奈鹿の調子を聞くため彼女の携帯へ電話する。

数回のコール音の後"もしもし"と声が返ってくる。




静穏「調子どう??」

妃奈鹿『朝よりかマシになったわ
それより今・・・・・』


静穏「・・・・え??あぁ・・・・分かった」




電話を切ると妃奈鹿の状態を簡単に伝える。

お見舞いはまだ要らないとのこと。

騒がれて熱上げたくない為。


荷物を持つと、"急用ができた"と伝え彼等とは別々に帰ろうとする。




向「今からどっか行くのか??」


静穏「舞弥も連れていくから、先帰ってて」

跡「どこ行く気だ??」


静穏「ん??神奈川」

「「神奈川っ!?」」




彼等に混ざって舞弥まで驚いていた。



 
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