立海中心
あの子の涙を見て気が動転した
あの場に居たくなくて
ただ独りになりたくて
あてどなく歩いて行く
無意識のうちにたどり着いた場所は
この世界の柊矢のお墓だった
22.story
戸惑い
丸「赤也ー、早くしろ〜」
仁「はようせんと置いて行くぜよ」(笑
切「ちょっ、待って下さいよ」(汗
今からどこかへ食べに行くらしい彼等。
もちろん、幸村や真田に柳生も一緒だ。
桑原はすでに帰ったらしく彼の姿は無い。
柳も本を買いに先に帰ったそうだ。
柳生「今日は何処へ??」
丸「そうそう!!昨日さぁ、ケーキの美味しい喫茶店見つけたんだぜぃ」
幸「甘い物ばかり食べてると太るよ」
切「本当に"ブ太"になっちゃいますよ」(笑
丸「赤也!!テメッ」(怒
キャッキャ言いながら逃げて行く彼を追いかける丸井。
そして切原を掴まえ頭をグーでグリグリとする。
力一杯されたためか余りの痛さに涙目になる切原。
その時遠くの方に見たことのある姿が目に入った。
切「ちょっ、あれ、祐季じゃないっスか??」
「「祐季??」」
声を揃えて切原の目線の先を一斉に見る彼等。
その先には確かとまでは言えないが彼女らしき姿があった。
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