「・・・・はぁー」
部室で1人溜め息を吐く妃奈鹿。
「溜め息吐いたら幸せ逃げるよ」
「っ!!?・・・・て、ジローちゃんか」
ジ「どうしたの??何かあった??」
「ちょっと疲れただけだから心配しないで」
テストも終わり、今日は軽くミーティングをするため部室へと集まる。
先に来ていた芥川は、彼女の溜め息を聞き心配するも
笑顔を見せれば、安心したのか彼もニカッと笑う。
そして彼もソファーへと座り彼女に話題を振る。
ジ「ねぇねぇ、聞きたい事あるんだけどいい??」
妃奈鹿「いいわよ、答えられる事ならね」
ジ「じゃぁさ、舞弥はどうして性格が変わったの??」
一瞬、驚いた様子を見せるが直ぐに戻た。
妃奈鹿「・・・・誰から聞いたの」
ジ「跡部の家で勉強した日、静穏が向日達と話してるのが聞えて・・・・」
妃奈鹿「・・・・・・繋ぎ止めていた糸が切れたの」
ジ「え??」
妃奈鹿「今は分からなくてもいいわ」
どう言う事なのか妃奈鹿に聞こうとするが話し声が近付いて来ると部室の扉が開く。
そうして2人の話しは途切られ彼は1人悩んでいた。
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