向「勉強つっても俺等が集まる意味あんの??」

妃奈鹿「ま、兎に角舞弥に教えて欲しいの」

鳳「舞弥に、ですか??」


妃奈鹿「そ、欠点なんてとったら承知しないから」

舞弥「・・・・・(ガタブル)」


祐季「じゃ、後よろしく」




妃奈鹿の爽やかな笑みに冷や汗をかく舞弥。

いつの間にか起きた舞弥を置いて部屋に戻る妃奈鹿と祐季。




宍「あの2人はいいのか??」

静穏「成績優秀ですから
ただ舞弥と勉強したくないらしい」

忍「何でなん??」


静穏「物覚え悪いから」

舞弥「あはVv」(笑


「「・・・・・・・」」(汗




語尾にハートを付ける舞弥だが
本当に大丈夫なのか不安になる彼等だった。


その頃、部屋に戻った2人は




「なぁ、妃奈鹿」

「どうしたの??」


「何で俺、ベンチで寝てたんだ??」


「覚えて・・・ないの??」




苦笑しながら"全然"と答える祐季。




「跡部君がおぶって来てくれたのよ」


「・・・・・あ・・」




何かを思い出したのかそう小さく呟く。




「あいつ、何か言ってた??」

「何にも言ってなかったわよ
でも祐季が女の子って事はバレたわね」




クスクスっと笑いながら祐季をからかうように言う。

隣では"マジかよ〜"と脱力していた。



 
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