歩いて居る途中、舞弥が猫を見つけた。
それは真黒で目はサファイアブルーの色をしている。
野良猫とは思えないほど綺麗な毛並みをしている猫だった。
舞弥は猫に釣られてそれを追い掛けて行く。
静穏「ちょっ、舞弥!?何処行くんだ!!」
妃奈鹿「猫追い掛けたみたいね」
3人は呆れて仕方なく舞弥の後に付いて行く。
そして舞弥はと言うと
ただただ猫を追い掛けていた。
祐季「なぁ、あの猫、俺等のこと誘ってんじゃねぇ??」
妃奈鹿「そうかもね」
静穏「たまには寄り道もいーんじゃない?」
祐季「毎日してるけどな」(笑
寄り道大好きな4人。
必ず何処かに寄って行く。
だからこういう事もしょっちゅうある。(笑
妃奈鹿「ねぇ、あそこに大きな穴が見えるのは気の所為かしら・・・・??」
静穏「気の所為じゃないと思う」(汗
彼女達の前には大きな穴が開いていた。
でも猫は穴の向こう側に座って居た。
舞弥は猫に夢中で穴が見えていないのか
そのまま走って行く。
祐季「おい、舞弥!!下見ろ、下っ!!」
舞弥「え?下??・・・・・・ええぇ!!?」
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