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妃奈鹿「祐季が居残り、ね」

舞弥「10枚ぐらいあったよ」


向「それって多くねぇ??」(汗


跡「自業自得だ」

静穏「うわっ、べー様酷ッ」


跡「フンッ、寝てる奴が悪いんだよ」


妃奈鹿「静穏も寝てたんだから課題やったら??」(笑

静穏「絶対に嫌っ!!」




着替えが終わりコートへ向う途中の会話。

そんな会話をしてるなんて知らずに上から彼等を除く祐季。


課題はもう疾っくに終わっておりまた俯せになる。




どうしてこんなにも

遠いのだろう

近くにあるのに

届かない

側に居るのに

離れてゆく感じ




「・・・いかないで・・・・」




貴方が大好きだったテニス

私も大好きになった

テニスをしていれば

もっと貴方に近付けると感じたのに・・・

でももう貴方はどこにも居なくて

近付けたと思うと

直ぐに離れてゆく




「・・・柊矢・・・・・抱き締めてよ・・・・」




無理だと分かっていても

貴方を求めてしまう

いっそうこの想いが

消えて無くなればいいのに





 
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