×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -




 




自分の番が終わると、また俯せになって眠る。

だって授業受ける気なんて無いに等しいですから。

彼女達はもう中学を卒業しているのだから。


一方でも




祐季「Zz・・・・」




グッスリと寝る祐季。

そんな彼女にチョークを投げる先生。

だが、あっさりとキャッチされてしまう。

それは床に落され机の周りには5、6本の短いチョークが転がっていた。

先生はつまらないという風に舌打ちをしてまた授業を続ける。


祐季の周辺の生徒は声を押さえて笑っていた。

たまにキャッチしたチョークを先生目掛けて投げている為。

それは見事にヒットする。

そんな光景が面白いのだ。



授業終了のチャイムが鳴る。

号令の後皆は直ぐに鞄中に荷物を詰め、部活へと向う。

1人を除いて・・・・・。




先「お〜い雨沢、席に着け〜」

祐季「何で??」


先「今日という今日は許さねぇぞ
この課題やってから部活に行け」

祐季「はぁ!!?」




いいな??と言うと机の上に数学のプリントが10枚ほど置かれていた。




跡「フッ」

祐季「テメェ、今鼻で笑っただろ!!」


舞弥「祐季頑張ってねぇ〜」

祐季「ウゼッ」

舞弥「なっ!?酷いよぅ〜」(泣




ウソ泣きに更にウザさを感じた祐季は一発ハリセンで殴っていた。




忍「ほな、先行っとくから課題終わらして来ーや」

祐季「分かったからさっさと行け、手伝わすぞ??」




状態混じりで言うとそれは勘弁と苦笑いしながら返答が返ってくる。




祐季「面倒いなぁ〜」



そう思いながらもペンはスラスラと動かす。

あっという間に1枚が終わる。



 
[117/189]

[*←前] [次→#]
[目次へ][しおりを挟む]

[back]
[top]