祐季「ゔ〜〜・・・・・」
「何を唸っているんですか??」
祐季「道が分んないんだよ」
「祐季さんでも迷うんですね」
祐季「当たり前・・・・・・って俺、誰と話してんだ??」
パッと振り返れば柳生が居てビックリした祐季は叫んでいた。
祐季「ななな何で柳生が!?
つか仁王じゃないよな??」
柳生「はい、仁王君が化けている訳ではありませんよ」
祐季「本当だな??」
柳生「そんな警戒しなくても大丈夫ですよ(笑
(よっぽど仁王君が嫌いなんでしょうね)」
そこまで彼を嫌う理由に興味を持ってしまった
何故、彼なのか
柳生「どうしてそんなに彼を嫌うんですか??」
祐季「みんな俺にそれ聞くけど、そんなに気になる??」
柳生「多少は・・・・」
祐季「・・・・・ま、そのうち分かるよ」
柳生「・・・・・・・」
話をはぐらかし、本題に入る祐季。
祐季「それよりさ、墓に連れてって欲しいんだけど」
柳生「お墓・・・ですか??」
祐季「そ、ちょっと確かめたいものがあるからさ」
柳生にその墓まで案内してもらう。
この時、バスはまだ走っていた。
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