――‐‐今から少し遡って




立海の彼等が下りた時、祐季も一緒に降りていた。

荷物はバスに置き、携帯だけ所持して。




桑「おい、どこから降りてんだよ」(汗

祐季「へ、窓から」




彼等に見つからないように降りるつもりだったらしいが一部始終を桑原に見られていた。




柳生「どうして祐季さんがここで降りるんですか??」

祐季「・・・・・何となく??」




不思議がる彼等に対して彼女もまた首を傾げ答える。

立海の彼等全員が降りたため、バスも出発する。




祐季「バイバーイ」

「「・・・・・」」(汗


幸「追いかけなくていいのかい??」


祐季「気付いたら迎えに来んだろ??
ま、あいつ等が起きてたらの話だけどな」(笑


切「笑い事なんスか??」(汗

祐季「いーんだよ」


柳「これからどうするんだ??」


祐季「さーなぁ??」




バスが行った方角を向きながら言う。


神奈川に残ったのはある場所を探すため。

彼等にそのことを話せば付いてくるだろうと思い曖昧な返事を返す。




祐季「お前等も帰れよ〜」

「「(お前がな!!)」」



祐季「それじゃなぁ〜」

真「何処へ行く」


祐季「ん??ただの町探険」(笑




彼等に背を向け歩き出す。

それをじっと見つめてから彼等も自宅へと帰る。

数人は別として・・・・・。



 
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