しばらくすると、バスは立海の学校前に止まる。

そこで彼等とはお別れ。

降りたのを確認すると、またバスは走り出す。



青学に着く頃には舞弥の目も覚めていた。




舞弥「あれ、もう着いたの??」

妃奈鹿「何寝ボケてるの??私達はまだよ」


舞弥「じゃぁ祐季は??」

静穏「舞弥の隣りに居たんじゃ・・・・」




妃奈鹿と静穏は祐季の姿を探すがどこにも見当たらない。

先ほどバスから降りた青学の彼等の中にも祐季は居ない。




静穏「なぁ宍戸、祐季知らない??」

宍「祐季がどうかしたのか??」


妃奈鹿「居ないのよ」

「「居なくなった!?」」




彼等は一斉に声を出す。

居ないなんて聞けば誰でも驚く。


居なくなったわけではなく、既に降りたと言った方が正しい。

でも彼・彼女等は皆寝ていたため、祐季の姿を誰も見ていなかったのだ。



 
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