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微妙に朝から機嫌が悪かった。

なぜなら、今日もまた目の前には銀髪の顔があったのだ。




仁「そんなに怒らんでもよか」

祐季「うっさい!!」




彼は頬を擦りながら、彼女は目を背けて口にする。

彼の頬は今朝彼女に殴られ、未だに腫れは引いていなかった。

思いっきり叩かれたらしい。




丸「仁王って祐季に弱いよな」(笑

仁「そんな事なか」




なかなかバスへ乗らない彼等をさっさと中へ入るよう跡部が指示する。

行きは青学と2校だけだっが、帰りは立海も加わり結構な人数に。




祐季「はぁ!?聞いてねぇーぞンな事!!
何でこいつ等と一緒なんだよ!?」

切「祐季って俺達の事嫌ってるんスか??」(泣


祐季「いや、別に嫌ってねぇーけど・・・・
俺の睡眠時間が減るんだよ!!」




数分の沈黙後、はぁ??と彼等は頭に?を浮かべる。

妃奈鹿と静穏は溜め息を吐く。




柳「何故、人数が増えると睡眠時間が減るのだ??」

祐季「ンなもんコイツが騒ぐからに決ってんだろ」




舞弥を指差しながら言う。

人数が増える=煩くなる、と祐季の頭の中では公式が出来ていたのだ。

彼等の思考も大体が同じ考えだった。




祐季「おい舞弥、騒ぐなよ??」

舞弥「リョウカイデス!!」(汗




ガチャッとエアガンを突き付けながら命令する祐季に
舞弥は片言になりながらも即答する。

今日は一段と不機嫌な祐季。

睡眠が足りていないのかも。



 
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