×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -




 




祐季「・・・・・・あの〜
俺、練習戻れつったよね??」(怒

仁「プリッ」

不「君だけじゃ不安だからね」(ニコ



祐季「(この腹黒人間め)」


不「何か言ったかい??」(黒笑

祐季「べ、別に」(汗




恐るべしブラック不二。


部屋に着くと妃奈鹿をベッドに寝かし直ぐ部屋を出る祐季。

熱さまシートを取りに行くため。

妃奈鹿の事よろしくと言って2人に任せる。




不「それにしても随分うなされてるね」




不二は側にあったタオルを手に取ると彼女の額の汗を拭く。




妃奈鹿「・・・祐季ッ・・・・

・・・・・じゃ・・・・ダ・・メ・・・」


「「??」」




妃奈鹿が発した声は小さくあまり聞き取れなかったため
彼女の口元辺りに耳を傾ける2人。

しかし、祐季と何度も呼び、その言葉は聞き直せなかった。


布団の中から手を出し近くにある不二の手を掴もうとする。

が、それは後ろからやってきた手を掴む形になった。




仁「随分早かったのぅ」

祐季「そーか??


・・・・妃奈鹿、俺はここに居るよ
俺は大丈夫だから」




祐季が優しく耳元でささやくと妃奈鹿の表情は穏やかになる。

握っていた彼女の手を布団へと戻すとおでこにシートを貼ってやる。



 
[97/189]

[*←前] [次→#]
[目次へ][しおりを挟む]

[back]
[top]