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パコーン


パコーン




祐季「・・・・あと1日半か〜」


仁「何がじゃ??」

祐季「合宿」




彼等の練習風景を見ながら独り言を呟くと、質問が飛んでくる。

それに対して答えを返すと、"そうじゃな"と彼も答えた。




祐季「つーか頭、ガンガン響くんだけど・・・・・」(汗




両手で頭を押さえながら首を傾げる。

罰ゲームで飲まされた後のことは覚えていなかった。

妃奈鹿達を応援している間に、追加のもう一杯を飲んでいたそうだ。


誰か止めてあげてよ・・・・・。(汗




静穏「二日酔いだな」

舞弥「酔っぱらってたもんねー??」

祐季「うっせーな!!罰ゲームに変なもん飲ますからだろ!!」




叫んだ途端に頭を抱えながら蹲る。

そんな祐季を彼等は憐れんだ表情で見ていた。

彼女達の餌食にならないことを祈って。




静穏「(やっぱ酔ってた時の記憶ないのか〜)」(笑


桃「(あいつ、大丈夫か??)」(汗




顔をニヤけさせながら彼等のドリンクを作りに水道場へと向かう。

何かを感じ取った彼等は額に冷や汗を浮かばせながらも彼女の後ろ姿を見送る。

彼等の中には、おかしくなったのではと心配する者もいた。


中断されていた練習もまた動き始める。

1人を除いて。




祐季「ふぁ〜あ」




大きな欠伸を手で覆う。

用意してくれた頭痛薬を飲みながら、ヤル気なさをアピールする。




跡「おい祐季、お前ヤル気「無いけど」・・・・」(怒

祐季「まだ、頭痛いんだって」

跡「自業自得だろ??」


祐季「てへ、やっちゃったー・・・・みたいな??」

跡「いい加減にしろよ??」


祐季「キャー、べー様が怒ったー」


跡「・・・・・」(怒




キャラ、違うし・・・・(汗




忍「(まだ酔っとんとちゃう??
この子等みんな、おかしいで)」(汗

切「(また、変なもんでも飲まされたんスかね)」(汗




コロコロと態度を変える祐季に不安を感じる彼等。

そうとは知らずに、跡部をからかうと祐季もどこかへ行こうとする。


いまだに、テニスコートへ顔を出さない妃奈鹿。



 
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