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静穏「祐季はこっちな」




静穏が持っているコップの中はサラサラした液体で緑色だった。

彼等のそれは、サラサラとは程遠いドロッと感じに近かった。

それを見て羨ましそうにする。




菊「いーな〜、祐季だけズルいぞ!!」

芥「そーだそーだ!!」


祐季「あのな、お前等にとってはよくても俺にとってはヤなの

こん中にはな・・「はい、ストーップ」




何かを言いかけた途端、妃奈鹿に言葉を遮られる。




妃奈鹿「それ以上言ったら倍に増やすわよ??」(黒笑

祐季「・・・・・・」(汗




妃奈鹿の腹黒さには勝てない祐季だった。

祐季の飲み物の中には何が入ってるんでしょうね。




静穏「止まってないでさっさと飲む」




彼等はゴクッと唾を飲み込むと一気に乾汁を飲み干す。

すると数秒の沈黙後、一斉に水道場へと走り出す。

そしてコートに帰って来た彼等は、顔が死んでいた。




向「祐季もさっさと飲めよ」

舞弥「もう、飲み干してるよ〜」


「「・・・・・・」」




呆然と立ち尽くしている祐季を、彼等はまじまじと見ていた。

乾汁程の効果があるのかと面白がり・・・・。


次の瞬間、持っていたコップを手から離し、地面についた時だった。




祐季「・・・・・クスクス」

「「(何があったんだ??)」」



祐季に何を飲ませたのかはマネージャー3人しか知らない。

そして、どうなったのかも3人しか知らない。


一体祐季身に何が!?



 
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