桃「やっぱりお前にはシングルがお似合いだな」(笑

越「別にシングルしか出来ない人も居るでしょ」




そう言えばそうだなと思いながら3人は祐季の方へと目をやる。

だがそこには仁王と息のピッタリな祐季が居た。




仁「祐季はダブルスは出来んのんじゃなか??」

祐季「うっさい
試合に集中しろよっ!!」




そんな事を言いながら打ち返す。




柳生「2人共、息ピッタリですね」

舞弥「そうだね〜」


柳「彼はダブルスをした事は無い筈では??」

静穏「した事あるんじゃない??」




少し疑問系にして話す静穏に彼等は苦笑していた。




舞弥「仕草もホームも似過ぎてる」

「「・・・・・」」




彼女達は祐季の試合に釘付けになっていた。

だって昔の彼女と彼のようだから・・・・。




残り2組だけになった今、接戦中。

芥川・海堂ペアと幸村・不二ペアは後者が勝っていた。


そして赤目の彼は容赦無く相手を狙って来る。

そんな時にボールは高く上がりそれを高い位置で力一杯打つ。

そのボールは向日へと向かう。

でも彼は痛みを感じなかった。



 
[83/189]

[*←前] [次→#]
[目次へ][しおりを挟む]

[back]
[top]