冬組で140文字







お題3つ
大きな背中に見えた傷/電流のように駆け巡る(痛いの、居たいの!)/練習恋愛実践






*青空颯斗*
僕に合わせようと無理をして背伸びする貴女。ありのままでいいのですよと言えば、颯斗くんこそ…と返されてしまった。本当に貴女には敵いません。では、ありのままで触れてもいいですか?夢で何度も見た『恋人らしい』事、してもいいですか?【練習恋愛実践】紅くならないで下さい、…え、僕もですか?






*天羽翼*
キミが居なくなる夢を見た。バクバクの心臓と頬を伝う水。抱きしめたぬくもりに安堵すればする程、堕ちる幅が広がる。幸せが増えればさよならの辛さも増えて、端っこ同士が引っ張りあいをする。【大きな背中に見えた傷】先の見えない平行線な毎日の中で、傷口が広がっていく…でも、その痛みが生きる証






*不知火一樹*
ぞわりと背を這い上がる星詠みの感覚。…視てしまったと思うと同時にお前の手を引けば、聴覚を麻痺させるような爆発音。直後に感じる鋭い痛みに顔を歪めれば、慌てて俺の傷の具合を見る泣きそうなお前の顔。【電流のように駆け巡る(痛いの、居たいの!)】ばーか、その顔を見てる方がずっと辛いんだよ




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