ワンとココアとマグカップ







臣クンとショッピングモールでデートした日から一週間とちょっと経った。
左京にぃからは未だに「二人で外出禁止」の解除令が出ていない。臣クンが三回くらい打診してるところを見かけたけれど、言い終わる前に左京にぃが毎回「あ?」とすごむので結局臣クンの打診は失敗に終わっていた。(ちなみに俺は怖くて言いに行くことすらできないでいる)

「太一、ココア淹れたぞ」
臣クンがマグカップを2つ持って部屋のドアを開ける。その右手にはバーニーズが、左手には柴犬のマグカップが握られていた。
「わー!臣クンありがとう!」
ソファで座って待っていた俺は飛び上がり臣クンの元へ駆け寄る。臣クンの左手から柴犬のマグカップを受け取り、立ちのぼる湯気を肺いっぱいに吸い込んだ。
「あ〜湯気まで美味しいッス〜…」
「あはは。淹れたてを持ってきた甲斐があるなあ」
臣クンは顔を綻ばせて優しく言った。

あの日から毎日、俺はこのマグカップを使ってる。臣クンがこうしてあったかい飲み物を淹れてくれる時はもちろんだけど、他にもお茶とか炭酸とか、普通はマグカップで飲まないような飲み物まで全部これに入れて飲んでいる。
飲み終わった後、戸棚にしまわれたバーニーズの隣にこれを置く時が実は一番嬉しくてムズムズする。並んで置かれた2つのマグカップを見る度に俺は嬉しくなって、あの日のことを隅から隅まで思い出してしまうのだ。
次は俺がお揃いのもの買うからね。バレないようにかっこよくキメるから、楽しみにしててね臣クン。

数回息を吹きかけてココアをゆっくり啜る。
臣クンが買ってくれたマグカップと臣クンが淹れてくれた一杯の最強タッグだから、このココアは世界で一番美味しい。普段なら一杯飲むのにかかる時間なんてせいぜい10分だけど、これは俺にとって特別な、魔法みたいな一杯だから。体じゅうに染み渡っていくように、何倍も時間をかけて飲みたいんだ。
臣クンと並んでソファに座り、一緒にココアを飲む。3口くらい飲んでから臣クンが思い出したように言った。
「この前、十座にな」
「うん?」
「これでコーヒー飲んでる時にさ。似てるって言われたよ」
「あは、ホント?バーニーズと?」
「うん。自分ではよく分からないけど、やっぱりどこか似てるのかな」
臣クンがそう言いながらマグカップのバーニーズと睨めっこし始めたので、俺は二人(正確には一人と一匹だけど)の似ている箇所を言い連ねた。
「似てるッスよ。えっとね、目と口と…あと鼻の感じと、輪郭の感じも似てる」
「あはは。ほとんど全部だな」
「あれ、ホントだ」
笑い合って過ごす二人の時間は本当にいつだって幸せだ。あったかくて優しくて、まるでそれは手の中のココアと同じように俺を温める。

「臣クンのココアね」
「ん?」
「魔法の味がするッス」
口をすぼめて息を吹きかけるとココアの表面がゆっくり回った。甘い香りの湯気がユラリと揺れて、俺の鼻先をくすぐる。
「世界で一番美味しい。ホントだよ」
料理は愛情を込めると美味しくなるって決まり文句をテレビや雑誌で何回か目にした事がある。常日頃から料理をする訳じゃない俺にはいまいちよく分からない言葉だったけど、今ならわかる気がするんだ。
臣クンは愛を込める。たった一杯のココアにだって。
「…太一の言葉も魔法みたいだ」
「ん?」
「聞いてたら世界で一番幸せになれる」
臣クンはゆっくり目を伏せてマグカップを傾けた。
…ああ、こんなの夢なんじゃないかな。1を伝えたら100が返ってくる幸せを、俺は臣クンに出会うまで味わったことなかったよ。…一つも取りこぼしたくないな。全部全部、独り占めしたいな。
臣クンに触れたくなって、恐る恐る体を寄せる。あんまり体重をかけないようにして肩をくっつけたら臣クンが返事をするみたいに俺の肩を抱いてくれたから、ドキドキして、でも安心して、俺はその胸に頭を預けた。

「……太一、ついてる」
臣クンが俺の顔を覗き込みながら柔らかく微笑んだ。どうやら俺の口の周りにココアがついているらしい。臣クンは自分の口の端を指差して俺に教えてくれた。
「えっ!…取れた?」
手の甲で雑に拭って尋ねるが、臣クンは首を横に振った。
「取れてない」
おかしいな、口の周りにつくような飲み方してないのに。そう思いながら俺は左右上下、口の周り全部をゴシゴシと拭いた。臣クンに「ついてる」と指摘されるのはこれが初めてじゃないから、きっと俺は綺麗に食べたり飲んだりするのが下手くそなんだろう。
「取れた?」
さすがにもうどこにもついていないだろうと顔を上げるが、臣クンはやっぱり笑って「取れてない」と言った。ええ、なんで!うそだ!
「俺が取ろうか」
「え、うん…待ってどこッスか!?なんかもしかしてとんでもないとこについ」
言い終わる前に臣クンの顔が近づいてきて、あ、キスされちゃうかもと思ってる途中で唇がくっついた。う、うわわ。
慌ててギュッと目を閉じたら、それと同じタイミングで俺の手の中のマグカップを臣クンはそっと抜き取ってしまった。ああ、まだいっぱい入ってるのに。冷めないうちに飲みたいのに。
「……ん」
そんなことを考えてるくせに自分の口から漏れるのは甘ったるい鼻濁音なんだから、俺ってずいぶん現金だ。持つものがなくなって自由になった両手が途端に臣クンの服を掴むから、まるで、さっきからずっとこうしたかったみたいな掴み方だなと思った。自分で自分に恥ずかしくなる。
臣クンの唇が、何度も角度を変えて俺の唇に重なる。鼻から抜ける臣クンの息が物凄く甘くて、頭が痺れそうになった。
ふと、一瞬だけ唇が離れた。なんだろうと思った矢先、臣クンの舌が俺の唇全体を大きく舐め上げた。
「っわ!」
突然のことに思わず声が出てしまった。いつもの、舌先でくすぐられるような感覚とは全然違う。舌のザラザラの感触がまだ皮膚の上に残ってる。舌って、先っぽと表面でこんなに感触が違うんだ。
「…取れたよ」
臣クンが目を細めながら呟く。…ああもうこの顔で見つめられたら俺はダメなのだ。臣クンに言ったって、きっと自覚がないだろうから言わないけど。ねえ臣クン、その顔メチャクチャ口説いてるんだってば。頭おかしくなっちゃうから、あんまり見つめないでほしい。
臣クンがもう一度ベロリと俺の口を舐めた。唇にザラザラの感触が走って、俺の背筋にはまた得体の知れないものが這い上がる。
「…っ…お、臣クン」
「うん?」
「ま、待って」
「うん」
俺の言葉に頷くのに、臣クンは何にも待たずに俺の口を舐め続ける。優しくて強引な臣クンにゆっくり押されて、心臓は故障しそうなくらい速く脈を打った。
しがみつくように臣クンの服の裾を掴んだらそれに応えるようにして肩を強く抱かれる。臣クンの舌は何度も俺の口とその周りを舐めた。
「…ん、ん…」
舌のザラザラの感触を細かくなぞるように追いかけてたら、なんだか段々くすぐったくなってしまって、俺は思わず「うは」と笑った。臣クンは舌を出したまま俺の顔を不思議そうに見つめた。
「なにかおかしかったか?」
「…ふふ、臣クン」
「ん?」
「犬みたい」
今まで何度も誰かに言われてきた馴染みのあるこのフレーズを、こうして誰かに向けて言うのは初めてかもしれない。俺の顔を覗き込んでくる臣クンの頬を撫でて笑うと、臣クンも同じように笑った。
「あはは。初めて言われた」
「俺が言うと言葉に重みあるでしょ」
「ああ、そうだな。格が違うな」
「あはは」
お互いに笑い合って、それから見つめ合って、そのあと一緒に目を瞑ってキスをする。もう何十回もなぞってる流れなのに、どうして毎回胸が破れそうになるんだろう。
こうして時間が止まればいいのにと思うことだって、もう何十回目かわかんないや。ずっとこうしてたい。臣クン大好き。

「…太一」
「うん?」
臣クンは視線を斜め上に動かしたあと、ちょっと照れ臭そうな顔をしてから「わん」と言った。
「……」
俺は瞬きを数回繰り返して何が起こったのか考える。…え?…ええと、今、臣クンが、わんって言った。
「……えっ、なっ、今のなに!?」
「え、いや…犬の真似…」
「え!?」
「いや、太一が…犬みたいって言うから………あー…」
臣クンが鼻の頭をかきながら言葉を紡ぐけど俺は全然状況を把握できない。ちょ、ちょっと待ってどういうことッスか?だって、え、お、臣クンが!わんって言った!
「…ごめん…はは。いや、そんな大した意味はなくてな…忘れてくれ」
「…え、えぇ……」
「太一が笑ってくれるかなと思ったんだ…ごめん、本当に軽い気持ちで…えーと…忘れてくれ頼む」
顔を真っ赤にして臣クンはそう言うけれど、無理だ。そんなこと言われても忘れられるわけがない。
無理だよ、何今の。かわいい。臣クンかわいい。本気で照れて目を逸らしてる今の臣クンもかわいすぎて意味わかんないよ。超かわいい、臣クン。どうしよう大好き。
「…臣クン大好き」
思いが土石流みたいに流れ出て勝手に言葉が声になった。全然会話になってないことは俺だって重々承知してる。してるけど。
「……太一?」
「大好き」
「…うん」
「かわいい」
「いや…忘れてくれると助かるな…」
「大好き。臣クンかわいい。好き」
「…」
臣クンは困った顔をして溜息を一度吐いた。それから一拍置いて、多分俺に忘れてもらうのを諦めたんだろう。「まいったな…」と零してから眉を下げて笑った。
「…こんな反応が返ってくるとは思わなかったなぁ」
軽い気持ちであんなことをしてみせる臣クンは、なんて言うか本当に天然だしおとぼけだ。自分の言動一つ一つがもたらす威力のことなんかこれっぽっちも分かってないんだろう。その威力がどれくらいかって、だって、発射したら宇宙5個分飛んでいくロケットと同じくらいなのだ。
「……太一も」
「うん?なに?」
「太一も鳴いてみて」
臣クンが頬に赤みを引きずったまま、小さな声で言った。
「え、俺?…俺が言っても、あんま…なんて言うか、特別感なくないッスか?」
「そんなことない。鳴いてみてくれ」
臣クンがさっきより強い力で俺の肩を抱く。そんな真剣にお願いしなくたって、ワンって鳴くことくらい、いくらでもするのに俺。
「えっと、ワン」
「うん、もう一回」
「ワン!」
明るく答えると臣クンは笑って額をくっつけてきた。ほら、俺が犬の鳴き真似したところで今更、何も起きないのに。そんなことを思っていたら、臣クンが俺の耳に指を這わせた。…あ。だから、もう。弱いって言ってるのに。
「…もう一回」
「…う、うぅ〜…」
「太一、ほら。もう一回」
そう言いながら臣クンは薬指を使って俺の耳の中を擦った。あ、だめ。それやだよ、くすぐったい。
「…わ、わん」
「…うん。もっと鳴いて」
「あ、臣クン、あ…ぁ、耳やだ…」
「うん」
臣クンがゆっくり体重をかけて俺を押し倒す。ソファに沈みながら、臣クンのスイッチはいつ入ってしまったんだろうとぼんやり考えた。…ぼんやりとしか考えられなかったのは、あんまり余裕がなかったからだ。だって俺のスイッチもとっくのとうに入っていたから。
耳を責められながら唇が重なる。臣クンの息はまだ微かにココアの香りがして、それが麻薬みたいに俺の頭を包み込んだ。
「太一、好きだよ。口開けて」
「ん、あ…臣クン、うん」
言われた通り口を開けると臣クンの舌がすぐに侵入してきた。お互いの舌の先っぽをくすぐり合って、それからゆっくり裏側を舐められる。臣クンと触れ合ってるところ全部に鳥肌が立って体が震えた。

「…太一、鳴いて」
「ん、ん…ぁ…わ、わん…」
ぐちゃぐちゃ響く水音に、俺の情けない声が混じる。物凄く恥ずかしいのに…どうしよう。「鳴いて」と言われると凄く興奮する。素直に犬の鳴き真似をしてみせる自分に内心驚きながら、ああ俺、ちょっと変態なのかもしれないと思った。だって、心のどこかで「もっと言って」って思ってる。
「…太一、もう一回」
「あ、あ…わん」
「うん。もっと」
「あ、臣クン…ん、ん…ぁ、わん…」
臣クンは俺が鳴いてみせる度に口の端を持ち上げて笑った。自惚れじゃなければきっと、臣クンも興奮しているんだろう。ああ、そんな顔で見つめられたら俺だってもっと興奮してしまうのに。臣クンはそんな俺の気持ちもお構いなしで俺をじっと見下ろしていた。
「太一、かわいい」
腰のあたりを優しく撫でられて思わず身震いした。臣クンの手つきが普段と全く違うからドキドキする。いやらしくて、でも凄く気持ち良くて、情けない声がどんどん漏れていく。
俺の上の歯を丁寧に舐めながら臣クンは自分の股間を擦り寄せてきた。お互い服を着たままだから形とか硬さまでは分からない。でも臣クンの腰が上下に動く度に擦れて、服越しに刺激を与えられてしまう。
俺はとっくのとうに勃っていた。時たま回すようにして臣クンが腰を動かすから、それが妙にいやらしくて顔が熱くなる。恥ずかしい、やらしい、かっこいい、大好き。全部が同時に押し寄せてくるんだから、俺の頭の中はもうメチャクチャだ。
「あ、ぁ、ぁ…」
「太一、ほら。鳴いて」
「あ…ぁ…っ」
臣クンが腰をカクカク揺らしながら言った。意地悪に微笑む臣クンは理不尽なくらいかっこよくて、俺の視線は簡単に拘束されてしまう。どんどん硬くなる自分の性器に、どうか臣クンが気づいていませんようにと心の片隅で祈った。
「あ、あっ…お、臣クンもワンって言って…」
「…うん?俺も?」
「だって俺ばっか…ぁ、やだよ…」
臣クンは少し考える素振りをしてから小さく笑って「いいよ」と言った。
「…わん」
俺を見つめながらそう言う臣クンには、さっきまでのかわいさはどこにもない。犬の鳴き真似をしてる筈なのに、まるで、もっと違う肉食動物かなにかみたい。…ドキドキが一層大きくなる。
「…さ、さっきと全然違う…」
「ん?はは。そうか?」
「さっき、あんな…か、かわいかったのに」
「おかしいなぁ。何も変えてないのにな」
平然と話しながら、それでも臣クンは俺に腰を押し付けて上下に揺らし続ける。どうして同時に上と下で違うことができるんだろう。俺もあと数年経ったら、こんな風にエロいこと出来るようになるのかな。なんか想像つかないな。
「あっ…ん、ぅ…」
擦れて気持ちいい。どうしよう。直接触られてるわけでもないのに声が出てしまう自分が恥ずかしくて、俺は口元を両手でしっかり抑えた。
「…太一だけが犬の真似して鳴くのもいいなって思ったけど」
「ん、ん…うん?」
「俺も一緒に真似するってのもいいな。…交尾してるみたいで」
「こっ!!?」
臣クンがとんでもないことを言うから思わず大きな声が出た。こ、こ、交尾って!
「な、何言ってんスか臣クン!!」
「ん?んーと…だから、二人とも犬の真似したらまるで犬が交尾してるみたいだなって…」
「説明してもらわなくてもわかるッス!!うぅっ…お、臣クンは!変態だ!!」
「え、太一は興奮しないのか…?」
「しっ、し、しないッス!!」
臣クンの言動に俺はさっきから振り回されまくりだ。声を荒げるだけじゃ足りず変な汗まで出てきた。だって信じられない、こ、交尾って!俺さっき自分のことちょっとだけ変態かもって思ったけど、全力で前言撤回する。変態なのは!臣クンだ!
「お、臣クンが変なこと言うから!俺もう鳴き真似とかできなくなっちゃったじゃん!」
「ごめんごめん。太一がそこまで反応するなんて思わなかったよ。忘れてくれ」
「またそれ!だから無理だってば!」
「…うーん…」
さっきと同じような問答に臣クンは困ったような顔をしたけど、俺の内心は臣クンへの不平不満でいっぱいだ。この人は本当に天然で無自覚でたちが悪い。その口から繰り出される言葉はいつも予想の範疇を軽々と飛び越えてとんでもない所に着地してしまうんだ。

「じゃあ俺が鳴くのはやっぱりやめるよ。太一だけ鳴いて」
仕切り直すみたいに臣クンが言うから、俺の心臓はまたみっともないくらいうるさくなる。臣クンの声で「鳴いて」と言われるだけで顔が熱くなってしまうんだ、もう嫌だ!
「…お、俺もう鳴かない」
「どうして?」
「どうしてもこうしてもないッス!もう!ココア飲むッス!」
俺は無理やり起き上がってソファの脇に置かれたマグカップを取った。ココアはだいぶ冷めてしまっていて、湯気の代わりに表面の膜を作っている。もう息を吹きかける必要のないココアを、俺はグビッと大きく口に含んだ。

「…太一、ついてる」
臣クンが苦笑しながら、さっきと同じように口の端を指でちょんちょんと指した。
「えっ、うそ」
「はは。今度は本当」
優しい声と表情に一瞬ほだされかけ、その直後にはたと俺は気づく。……いま臣クン「今度は本当」って言った。
「…やっぱりさっきの嘘だったんだ!」
「ん?」
「さっき俺の口にココアついてるって言ったの!嘘でしょ!」
「あー…。あはは、ばれちまったか」
「うわ!うわー!この人サイアクだ!詐欺師だ!ペテン師だ!!」
「あはは」
「あははじゃないッス!!」
俺の抗議に取り乱す事もなく、臣クンはその後も穏やかに笑っているだけだった。こんなのおかしい。納得いかない。俺ばっかり翻弄されている!
ヤケになってもう一口、ちょっと多めに口に流し込んでみたけれど。
やっぱり冷めても世界一美味しいココアに、俺の憤りは行き場をなくした。









あとがき



「世界は二人だけのもの!」を読み返していて、この後の二人をちょこっと書いてみたくなったので書いてみました。(後日談なので、そちらを先に読んでいないと分からない部分が多々あると思います。すみません)
終わり方が全然思いつかなくて、それだけで数日費やしてしまった(;_;)当初は、太一くんがマグカップを足で蹴っちゃってココアがこぼれて…みたいな流れにしようかなと思ってたんですが、私の中の「食べ物を粗末にするな」精神が出しゃばってしまって、筆が止まってしまった…。
これを書くにあたり、公式の105号室背景画を何度も見返していたんですけど、唸るほど萌えました。デスクは臣クン側にしかなくて、代わりに太一くん側にはソファがあるんだなぁ…。
ベッドでイチャイチャもいいけど、ソファで窮屈そうに体折り曲げてイチャイチャしてるのも大変萌えます。
臣太〜〜好きだ〜〜〜〜!



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