例え時が流れようとも



土方さん、どうしたんですか??



山崎に驚いたような声を掛けられた。






山崎?

わっ副長!!


てめえ白装束似合うな。


それは褒め言葉なんですか?


いや?


…何の用ですか。
あんたが来るのはもっとあとでしょうが。


いやいや、どうしても来たくなってな。
ちょっと相談してえことあったんだ。


なんです?


みそ汁の具は豆腐とマヨだよな?


知るかァァァ!!
何アンタそんなこと聞くために此処来たの!?


おう。
あいつがなめことわかめだって言うからな。


…ようやくおみそ汁作ってくれる人が出来ましたか。


…ああ。


で、おみそ汁で喧嘩したと。


…文句あっか?


はぁー…。


っんだよ。


仮にも元恋人の前で惚気話とかやめてくれません?


は?お前は恋人なんかじゃねえよ。
嫁だろ?


…恥ずかしい人。


うるせえ。


まあ仲良くやって下さいね。


おう。
死んだら真っ先に行ってやるからな。


はいはい。
その人のことも大切にして下さいね。


言われなくても分かってるっつーの。


それはそれは。


…なあ、退。


はいよ?


愛してる。


…何十年あとも同じ台詞言ってることを願いますよ。


言える。
だから期待して待ってろよ。





私は貴方を想い続ける。




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